「市職員は率先して忘新年会開催を」 飲食関連団体が中川上越市長に要望

新型コロナウイルスの影響で厳しい経営状況が続く上越市内の飲食業関連7組合は2021年11月24日、上越市の中川幹太市長に対し、市職員の積極的な忘新年会の開催や割引券発行など、飲食業への支援を求める要望書を提出した。

中川市長に要望書を手渡す直江津社交飲食組合の高島組合長(右)
DSC_4977-2

7組合は上越南飲食組合、上越中央社交飲食組合、上越市飲食店組合、上越飲食同業組合、直江津社交飲食組合、上越食堂組合、直江津食堂組合で、要望は今年2月に続いて2回目。中川市長は就任間もない11月12日に、感染対策を講じつつ、市民や市職員に飲み会の開催を呼び掛けるメッセージを発表している=動画=

要望書では「新型コロナの感染は鈍化しているが宴会など各種会合は自粛ムードが抜けきれず、業界は厳しい」とし、市の各部局が率先して忘新年会を開催することや、市長メッセージなどで市民に対し飲み会や飲食を伴う会合の実施を呼び掛けること、スナックや飲食社交場の割引券制度の創設など6点を求めている。

市内の飲食関連組合の代表らが要望した
DSC_5003

上越南飲食組合の倉本欣也組合長は「市長のメッセージが非常に効果的だった。客や企業からも『安心して出れるようになった』という声もあり、今後もメッセージなどを発信してもらいたい」と要望した。

中川市長は「私自身もこの3日間は飲食(会合)を実行している」と話し、「ブレーキとアクセルを加減しながら少しずつアクセルを踏み、困っているところに少しでも支援できれば」と話した。

上越中央社交飲食組合の長谷川好一組合長が「市役所に1次会をやっていただかないと一般企業も動かない。市長は若いのでいっぱい出席してもらえれば」と話すと、中川市長は「率先、実行します」と答えた。

直江津社交飲食組合の高島幸生組合長は「1次会は少しずつ戻ってきているが、急にV字回復はしない。市役所から懇親会などをやっていただくことで、1割でも2割でも除々に戻ってきてくれれば」と期待を込めた。

記事参照元:上越タウンジャーナル

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

seventeen − eight =