〈ジャンプ〉ロックバンド「eriha」・ボーカル タカハシユウトさん(26)

音楽でまちと人つなぐ

 新潟市のライブハウスを中心に活動する4人組ロックバンド「eriha(エリハ)」のボーカル。全国展開の有名レコード店でのCD発売や県内外のイベントへの出演など、知名度を上げている。

「仲間とずっとバンドを続けたい」と話すタカハシさん

 柿崎区出身。もともと音楽が好きで、同市の音響関係の専門学校に入学するも、華やかな舞台の過酷な裏側を見た。卒業後は飲食店に就職したが、夢を諦め切れず退職。大潟区出身でベースの哲太さん(26)らと2018年末にバンドを組み、アルバイトをしながら夢を追う。

 結成から約1年後のコロナ禍では、ライブハウスの休業やイベントの中止など、舞台に上がる機会が失われた。それまで、バンドと観客が一体となる「シンガロングバンド」として、「観客と一緒に歌ったり、客席に降りてパフォーマンスしたりすることが多かった」という。曲作りから見直し、歌詞やメロディーにより力を入れて訴え掛ける新しいスタイルで、観客の心をつかんでいる。

 楽曲はタカハシさんが作詞し、メンバー全員で作曲する。「まちと人」をバンドのテーマとし、暮らしの中で芽生えた感情を音楽にかえ、人々に伝える。タカハシさんは「地元の新潟に根付いた活動を続けたい」と意気込んでいる。

▼インスタグラム▼
https://www.instagram.com/eriha_official/

 

記事参照元:タイムスLite

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