市民のおすすめ情報満載!るるぶ特別編集「上越市」が完成
市民のおすすめ情報を集めた旅行ガイドブック「るるぶ特別編集『上越市』」が、12日に完成しました。観光スポットやグルメ、イベント情報など、盛りだくさんの内容になっています。
これが、完成した旅行ガイドブック「るるぶ特別編集『上越市』」です。
全24ページに、四季の魅力やおすすめグルメ、観光スポットや地元の伝統文化など、「食」「観光」「体験」の3つのテーマで、上越市の魅力が掲載されています。
発行したのは、上越市市民プラザを管理・運営している「株式会社 上越シビックサービス」です。
制作には、サポーターとして、呼びかけに集まった市民およそ60人が参加しました。サポーターは、去年8月から4回のワークショップを重ね、掲載内容を話し合ってきました。
実際に店や施設を取材する時には、制作スタッフに同行して、冊子づくりの様子を見学したり写真の被写体になったということです。
「るるぶ」を制作している「株式会社 JTBパブリッシング」によりますと、市民が主体となり民間企業が発行するのは、全国で初めてということです。
この日は完成発表会が開かれ、関係者や参加した市民などおよそ40人が出席しました。
実行委員長を務めた、シビックサービスの赤岡史夫さんは「制作を通して、知らなかった魅力をたくさん教えてもらった。発行で一区切りとなるが、今後も継続的に、市内外に発信していきたい」と挨拶しました。
会の最後には、参加者に一人5部ずつ冊子が配られました。完成版を見るのは、これが初めてです。
「食」に参加した人
「知りたいことが上手くまとまっている。一緒に作った仲間たちがたくさん載っていて、探すのが楽しい」
「観光」に参加した人
「制作活動を通して、知らない魅力がたくさんあった。自分はタクシー業をしているため、情報をお客さんに教えたい」
会には中川市長も出席し、冊子を手に笑顔をみせていました。
「るるぶ特別編集『上越市』」は3万部発行され、市内の観光施設や道の駅、高速道路のサービスエリアなどに設置される予定です。
実行委員長 赤岡史夫さん
「市民が熱意をもち、市の魅力を発信したい人が多くいた。300近い情報がでて、24ページでは掲載できなかった。せっかくの提案を新しい形にしたり、るるぶを活用して次の発展につなげたい」
実行委員会では、今後第2弾も発行することを視野に、クラウドファンディングで資金を集めるなど、新たな活動を考えていきたいとしています。
※ご覧の記事は、2022年03月14日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
記事参照元:上越妙高タウン情報