第97回高田城址公園観桜会 桜芽吹き出す 大勢来場し飲食楽しむ 上越市

** 高田城址公園観桜会の会期中となる3日、同公園内忠霊塔前で桜の開花調査が行われた。同日の段階では、つぼみが芽吹き出した状態で、開花には至っていない。 **

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◇開花予想6日「早く咲いて」

 開花調査は、環境保全活動に取り組むエコ・グリーンと上越観光コンベンション協会が平成22年から共同で行っている。例年、同所にある樹齢100年以上の調査木(ソメイヨシノ)に5~6個以上のつぼみが花開くことで開花を宣言している。

エコ・グリーンの鈴木代表らが開花調査を開始した

 両団体はこれから毎日調査を行い、開花を見守る予定。エコ・グリーンの鈴木敏男代表(68)は「日本気象協会は6日の開花を予想している。市民が観桜会を楽しめるよう、なるべく早く咲いてくれたら」と期待を込めた。

◇3年ぶりに園内で飲食可

 今年の高田城址公園観桜会は3年ぶりに公園内の飲食が可能になり(飲酒は不可)、地元事業者が屋台の軒を連ねている。会期(10日まで)も折り返しとなった同日は多くの人が公園を訪れ、思い思いに園内の雰囲気を楽しんでいた。

多くの人が3年ぶりの公園内飲食を楽しんだ

 柏崎市の今井孝尚さん(43)は妻と子どもと来場し、「行事がないのは残念だが、3密対策もなされているので安心して食べ歩けた」、地元の中学生3人は「毎年来ている。やっぱり飲食ができると楽しい。桜が咲いたらまた来たい」と話していた。

記事参照元:タイムスLite

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