「古着屋 幸服」が上越市本町5にオープン 「自分の服で幸せを届けたい」

新潟県上越市本町5に「古着屋 幸服」が2022年7月9日、オープンする。主に海外のメンズ、レディース古着を販売。オーナーの南雲翼さん(23)は、「自分に幸せをくれたのが古着だった。今度は自分が幸せな気持ちを届けたい」と話している。

海外のものを中心とした古着を取り扱う

南雲さんによると、愛好者が多い「古着」は1つのブランドのようになっているといい、唯一無二のものを手に入れられることや、時代を経て価値が高まったりするのが魅力だという。店で扱う古着は、ゆったりと着られるアメリカやヨーロッパ製のものがほとんどで、自信を持って勧められるものだけを選んだ。

トップス、ボトムスから小物まで、5000〜1万円のものを中心に展開。メンズだけでなく、レディースの古着を扱っているのも強みだという。

布製バッグや女性用古着なども取り扱う

南雲さんが一番好きというミリタリーものも並べる。ひざが曲げやすい加工やポケットの使いやすい位置など、工夫されたデザインや機能を備えているのが特徴で、その国の政府が多額の予算をかけて作らせたものが多いため、生地や縫製がしっかりしていて品質が良いのもポイントだという。

南雲さん一押しのミリタリーウェア

23歳の若さながら自分の店を開いた南雲さん。実家が板金業を営んでおり、幼少時から祖父の仕事ぶりなどを間近で見てきた。将来は家業を継ごうと思っていたが、尊敬する祖父から「本当に自分が好きなことをやりなさい」と諭され、好きだった古着の店を開くことを決意したという。

18歳頃からは数年後の開業を意識して準備。服などを扱う市内の量販店で働きながら、仕入れや必要になる経費なども勉強してきたという。

「お気軽にご来店ください」と南雲翼さん

「都会に行く若い人も多いが、上越は魅力がある。古着の魅力を発信し続け、それが幸せにつながったり地域が盛り上がったりするきっかけになれたらいいなと思う」と南雲さん。「商売人としても、いつか尊敬する祖父を追い越したい。新しいお店なので、気軽に寄っていただければ」と話している。

店舗は同市本町5-5-8。営業時間は、正午〜午後8時。土日祝は午前10時〜午後7時。不定休。

電話 080-9205-6981

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記事参照元:上越タウンジャーナル

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