柿崎川浄水場で「マイクロ水力発電所」運用開始

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上越市柿崎区柿崎川浄水場で水のエネルギーを利用して発電するマイクロ水力発電所の運用が今月15日(金)からはじまりました。

Still0715_00000マイクロ水力発電は、用水路や河川などの水流を利用して水車をまわし100キロワット以下の電気を作る環境にやさしい発電の仕組みです。エアコンや空気清浄機の開発や販売をてがける「ダイキン工業」の子会社「DK-Power」が開発した2台の発電機が設置されました。Still0715_00002柿崎川ダムから柿崎川浄水場までの水の落差を利用して発電します。1秒間に200リットルの水がおよそ27メートルの高さから流れ落ちるエネルギーを利用し、年間23万5000キロワットアワーを発電します。一般家庭に換算するとおよそ67世帯分の年間電気量に相当します。

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上越市からの費用負担は一切なく売電した一部と浄水場の貸し出し料金など年間およそ70万円の収入が見込まれます。発電の開始に先立ち市の職員など関係者20人が出席し発電開始式が行われました。
Still0715_00007上越市ガス水道事業管理者 髙橋一之さん
「何もしなければ流れる水を利用し、再エネルギーの普及促進に役立つ。売電することで市民に還元できる」
Still0715_00001DK₋Powerによりますと、マイクロ水力発電は全国47か所で事業化されており、県内では上越市が初めてだということです。DK₋Power 松浦哲哉 取締役社長
「新潟県は初めて。エネルギー価格の高騰、国産エネルギー、再エネルギーを増やしたい」

発電所は今後20年間、DK₋Powerが設備の維持や運転管理を行います。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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