「灯の回廊」へ積雪十分 巨大滑り台など準備進む 上越7区で15、22日
上越市の冬の人気イベント「灯(ともしび)の回廊」が15日と22日に開かれる。15日は牧区と三和区、22日は安塚区、大島区、浦川原区、高士地区、名立区で実施。道路沿いの雪壁にキャンドルがともされ、各地区の催し会場には雪と明かりを使った光景が出現し、地元の名産で温まることができる茶屋が出店する。実施時間はいずれも午後5時から同9時まで。
牧区の「まき深山のともしび」は牧コミュニティプラザ、ふるさと村、深山荘、棚広に催し会場が設けられ、大雪像や竹の明かり、雪だるまなどが飾られる。4会場はいずれも茶屋が併設される。
このうち牧コミュニティプラザ(同区田島)では、牧地区振興協議会が運営する「牧っこパーク」を実施予定。13日、重機が巨大な滑り台の造成作業を行った。15日午後に開かれるイベント「わんぱく村in牧」(牧振興会主催)で参加者の子どもたちが滑り台で遊ぶほか、イベント内で滑り台をキャンドルで飾り点灯する。
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2月初旬の段階は雪不足が懸念され、滑り台用の雪を周辺から集めていたが、4日以降の降雪で積雪量が急増。滑り台は幅、高さともに約10メートルの大迫力の大きさになる見込みだ。
牧区内の催し会場と総合事務所を結ぶシャトルバスは午後5時から2コースで運行。また牧コミュニティプラザ周辺で午後6時から雪上花火の打ち上げが行われる。
三和区の「雪と灯の饗宴」は三和スポーツ公園と三和ふれあいホールでデザインされた明かりが楽しめる。茶屋は三和ふれあいホールに設けられる。
記事参照元:上越タイムス電子版