カーフェリー購入了承 来春、小木-直江津就航へ 佐渡汽船など協議会

県と佐渡汽船、上越市をはじめとする就航自治体などでつくる「佐渡航路確保維持改善協議会」は29日、佐渡汽船万代島ターミナル(新潟市中央区)で会議を開き、佐渡汽船が中古カーフェリー1隻を購入し、来年3月から小木―直江津航路に就航させる方針を了承した。現在就航しているジェットフォイルは新潟―両津航路に就航する。

えひめ

 購入を予定しているカーフェリーは、宇和島運輸(愛媛県八幡浜市)が6月まで大分―愛媛間で運航していた「えひめ」(2486トン、2001年建造)。購入契約の締結時期や価格については非公表。
小木―直江津航路は赤字航路として国の補助を受けているため、船舶の変更には国との事前協議が必要となる。会議では船舶変更の理由や収支見込みを盛り込んだ、事前協議書案が了承された。

小木―直江津航路へのカーフェリー就航は、21年3月まで就航した高速船「あかね」以来2年ぶり。佐渡汽船の尾渡英生社長は「カーフェリーで、物流を担うことができる形に変えてもらいたいとの要請が非常に強い。
(小木―直江津が休止となる)冬場の修理期間も、新潟―両津航路をフェリー2隻体制にできる」と、購入を決めた経緯を述べた。協議会の会長を務める県の佐瀬浩市交通政策局長は「カーフェリー導入により、現状より数億円程度収支の改善が見込める」とし、赤字幅が圧縮される利点を挙げた。

会議終了後、報道陣の取材に応じる佐瀬・県交通政策局長(右)と佐渡汽船の尾渡社長

 佐渡汽船はカーフェリー購入後3年間、航路の損失について県や就航自治体に支援を求める考え。佐瀬局長は「今後協議していく」と述べるにとどめた。今後補助の割合などについて、県と就航自治体の協議が焦点となりそうだ。

記事参照元:タイムスLite

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