上越商工会議所 個別商談会 仕事受発注 積極的に 北陸・上信越の120社参加

北陸・上信越の約120社によるマッチング型個別商談会が18日、上越市本城町の高田城址公園オーレンプラザで開かれた。上越商工会議所と上越市主催。事前にマッチングした企業同士が会場で対面し、製品や導入事例を示しながら、受発注や販路拡大に向けた商談を行った。

展示ブースでも名刺交換が行われるなど、各社の真剣度がうかがえた

 商談会は2017年2月、北陸新幹線の敦賀延伸や上越信越自動車道の4車線化を見据え、上越を北陸・上信越における「ビジネスの結節点」にしようとスタート。
今回から長野県松本、塩尻の2商工会議所が新たに加わり、参加する商工会議所・商工会の数は37となった。上越商工会議所の担当者は「各地でオンライン限定の商談会が増加した。対面による商談をしたい企業ニーズは根強い。その点でも評価され規模が拡大している」と話す。

 事前のニーズ調査によると「仕事の発注」に関する商談を希望する企業が6割を超えて圧倒的に多く、次いで「仕事の受注」が続く。参加企業の業種は製造業が全体の47%を占めた。

 小型オゾン除菌・脱臭機の販売を手掛ける「ふきあげ」(上越市春日山町2)は初出展。展示ブースも設けて医療機関やオフィスなどへの納入を目指した。担当者は「商談も入っており、今後の納入につなげたい」と話していた。

記事参照元:タイムスLite

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