上越市の私立保育園と幼稚園 11園が来年度 認定こども園に
少子化が急速に進むなか、上越市内にある私立の保育園と幼稚園、合わせて11の園が来年度から認定こども園になる見込みであることが分かりました。これにより市内の幼稚園は公立を除いて、すべて認定こども園になります。保護者にとっては仕事のある無しや子どもの年齢に関わらず預けられるようになり、選択肢が増えることになります。
来年度から認定こども園になる見込みなのは以下の11園です。
■私立幼稚園
・いずみ幼稚園
・明照幼稚園
・聖公会紅葉幼稚園
・上越カトリック天使幼稚園
■私立保育園
・高田大谷保育園
・こがね保育園
・城西保育園
・五智保育園
・下門前保育園
・よしかわ保育園
・名立たちばな保育園
認定こども園は幼稚園と保育園の機能を合わせ持つもので、保護者にとってのメリットは仕事のある無しに関わらず利用できること。また、これまで幼稚園が受け入れていなかった0歳~2歳児を預けられることなどです。
上越市保育課 小山隆久 課長
「就労状況により、自宅の近くに施設があっても入れないということを解消する。退職すると仕事が無くなると退園につながる。猶予はあるが、それが起きないように認定こども園が必要」
市によりますと、0歳~5歳までの子どもの数は今後、年間200人~300人減り続け、令和7年度には6485人と、今年度より約670人減ると見込まれています。こうした中、市では保護者が子どもを預けやすい環境を整えようと、認定こども園への移行を進めてきました。今年度は、私立の保育園と幼稚園10園が認定こども園になっています。さらに来年度、新たに11園が移行することで、市内の認定こども園は26園となり、市内の幼稚園は公立の附属幼稚園、高田幼稚園を除いてすべて認定こども園になります。
上越市保育課 小山隆久 課長
「想定よりも早く(各園が)認定こども園化に舵を切った。特色あるサービスの提供に期待し、保護者の利便性向上につながれば」
記事参照元:上越妙高タウン情報