クラフトビール 醸造・直売所がオープン 3種そろえ週末に営業 上越市寺町3のTERRA
上越市寺町3にクラフトビールの醸造・直売所「TERRA(テラ)」が19日、オープンした。営業時間は毎週金曜から日曜までと祝日の正午から午後4時まで。
運営するのは上越市と新潟市、首都圏でレストラン事業を展開するクオルス・リストランテ(上越市下門前)。ラ・ペントラッチャ(同)のシェフと醸造担当を兼任する横井穂高さんは「食事と一緒に楽しむビール、をコンセプトに、苦みを極力抑えたビール造りをしてきた」と話す。
ビールは、かんきつ系の香りとこくが豊かな「グレープエール」、フルーティーでキレの良い「グラーノエール」、クリをブレンドして香ばしさを加えた「マローネ」の3種。「マローネ」に使用するクリは甘さに定評のある三和区産のものを使った。
オープン日はレストランのなじみ客や地元の人が次々と訪れ、ビールを専用瓶に入れてもらい持ち帰った。瓶は持参でもよいが「炭酸ガスが抜けてしまうため、専用のテークアウト容器がおすすめ」(横井さん)。
クオルスの高波利幸社長は醸造所の周辺を再構築し「民間の力によるまちづくりをしたい。民泊なども手掛けられたらいい」と意気込む。
店舗は本町7交差点を寺町・昭和町方面へ進み約400メートル。そば店「板橋屋」近く。
記事参照元:タイムスLite