都会の小学生が里山の暮らしに触れる!越後田舎体験

都会の人に里山の暮らしを提供する「越後田舎体験」が上越市安塚区で行われ、神奈川県の小学生が雪遊びや里の食事を満喫しました。

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「越後田舎体験」は、田植えや地元ならではの食体験を通して都会の人に田舎の魅力を感じてもらうもので、上越市と十日町市で行われてきました。今年で24年目になります。

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18日(水)は、神奈川県横須賀市の小学5年生22人が、5つのグループに分かれて安塚区の民家を訪れました。そのうち、和田地区の本山昭治さん・美佐子さん夫妻の家では、5人が雪遊びを楽しんだりかまくらで餅を焼いたりしました。雪の降らない地域から来た子どもたちは大喜びです。

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5年生
「雪があること自体が非日常的。興奮しすぎて寒くないし、ずっと雪の中にいられそう」
「土が見えなくて一面真っ白。雪は楽しくて最高」

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本山さん夫妻は6年前から受け入れを始めました。それまでは自営業をしていて受け入れができなかった本山さんにとって念願でした。

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本山昭治さん
「子どもたちが近所の家に来ていて、羨ましくて自分もやりたかった。今回も1か月前に連絡をもらい、何をして楽しませようかとずっと考えていた」

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児童は、美佐子さんから教わりながら、栗おこわを笹で包む作業にも取り組みました。

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美佐子さん
「部落に子どもがいないので、子どもたちのにぎやかな声はこの田舎体験でしか聞くことがない。私たちも楽しいし、いい刺激になる」

5年生
「違う地域にいる人には感じられない楽しさがある。いままで行った場所で一番楽しい、食べ物もおいしい。大人になってもずっと忘れないと思う」

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昭治さんは「一生に一回、これが縁だと思って楽しんでほしい。世界旅行と田舎体験が被ったら旅行をキャンセルする、それくらいやりたい」と笑顔で話していました。

越後田舎体験には、今年度、関東地方の小中学校を中心に20団体ほどが参加しました。

なお、越後田舎体験の受け入れ窓口は、これまで安塚区の「雪だるま財団」が務めていましたが、財団が今年度末で解散することを受け、来年度からは「上越観光コンベンション協会」が事務局を引き継ぐことになります。事業内容もこれまで通り続けていくということです。

記事参照元:上越妙高タウン情報

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