ジュニアオールスター 松木(上越総合技術高2)が選出 春高で躍動、存在感示す 18、19日に大阪でドリームマッチ バレーボール

将来の全日本チームへの選手育成を目的としたバレーボールの全日本ジュニアオールスタードリームマッチ(18・19日、大阪)に、男子上越総合技術高2年の松木太一選手(17)が選ばれた。

目標だったドリームマッチに向け意気込みを表す松木選手

1月の春高バレーで力強いスパイクとサーブを放ち、関係者の目にとまった。同校からは関東大学1部リーグ東海大4年の池田亮輔選手(22)以来5年ぶり。Vリーグ男子、JT広島の新井雄大選手(24)も選ばれている。

「ジュニアオールスターに出ることが目標だった。選ばれてうれしい」と、目指していた舞台に思いをはせる。春高の前に行われた選考会では思うようなプレーができなかったというが、春高は1回戦で昌平(埼玉)に惜敗したものの、強烈なスパイクとジャンプサーブを連発し、存在感を示した。

最高到達点330センチから、アタックラインの内側に決めるインナースパイク(クロススパイク)が売り。実業団選手並みの最速110キロのジャンプサーブでも相手の守備を切り裂く。サーブレシーブにも参加し、拾って打つを体現する。「それが自分のスタイル」と自負する。

ドリームマッチには全国から男女各52人が選ばれ、4チームに分かれて対戦する。「ジュニアオールスターに選ばれて、活躍したいと欲が出てきた。トップレベルの選手たちの中で自分の持ち味を発揮できるか楽しみ」と胸を高鳴らせる。

同部で厳しく指導する父親の松木知寿監督(48)は「物怖じせず、大舞台に強いタイプ」とし、「腕のスイングが速く、ブロックをよく見て打つことができる。スパイクの技術は高い」と評する。

糸魚川小1年から糸魚川JVCでバレーボールを始める。糸魚川中2、3年で県選抜メンバー。同中の仲間と一緒に上越総合技術高に進み、現在は主将を務める。「上総のキャプテンは存在が大きい。存在感のあるキャプテンになりたい」と話し、積極的にメンバーに声を掛ける。卒業後は関東大学1部リーグでのプレーを目指している。184センチ、74キロ。スパイクの最高到達点は330センチ。

本県男子ではただ1人、本県女子では新潟中央高の小田嶋美月選手(2年)、佐渡市立佐和田中の長嶋百花選手(3年)が選ばれた。

春高バレーで高い打点から鋭いスパイクを連発した(1月4日、東京体育館)

記事参照元:タイムスLite

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