本町商店街新アーケードフラッグ 高田の伝統と歴史表現 末永い繁栄願い

 上越市の本町3・4・5商店街振興組合連合会(高山康生代表幹事)は同商店街のアーケードに掲げるフラッグのデザインを一新。フラッグには誰もが訪れたくなる商店街を目指す、若手商店主らの願いが込められている。

お披露目会で、新アーケードフラッグに込められた若手商店主らの思いを語る瀧澤さん(右)

 フラッグは5年ぶりの刷新。若手商店主で構成する「10年ビジョン検討会」が中心となり、目指したい商店街の姿を反映しようと、半年以上にわたってデザイン選定が進められた。中でも都会からUターンし、次代の商店主となる若手3人が中心を担った。

 デザインのテーマは高田の伝統と歴史。桜のピンク色、伝統を表す紺色、ポジティブさを表現する黄色の3色に、それぞれ市松、七宝、矢柄の和柄をデザイン。いずれも商店街の末永い繁栄への願いが込められている。また高田本町商店街をローマ字表記し、外国人観光客へもアピールする。

 新フラッグのお披露目が2月28日、本町4のコワーキングスペースbibitで開かれた。約1カ月後に開幕する高田城址公園観桜会を前に、新フラッグ250枚の掛け替え作業はすでに完了した。

 同検討会メンバーで、bibitを運営するタキサンの瀧澤但(ただし)社長(43)は「誰もが足を運びたくなるような商店街を目指して、さまざまな人たちと連携しながら、まちづくりのブランディングを進めていきたい」と今後の展望を語った。

記事参照元:タイムスLite

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