「春巡業 大相撲上越場所」を前に元大関琴欧洲の鳴戸親方が上越市長を表敬訪問
「春巡業 大相撲上越場所」(NST新潟総合テレビ・新潟県相撲連盟主催)が新潟県上越市の県立武道館「謙信公武道館」で2023年4月8日に開かれるのを前に4日、日本相撲協会巡業部の鳴戸親方(40・元大関琴欧洲)らが中川幹太上越市長を表敬訪問した。
同市での巡業は、謙信公武道館のオープン記念として2020年に開催予定だったがコロナ禍で急きょ中止となったため、2016年以来約7年ぶりとなる。横綱をはじめとする幕内力士のほか、糸魚川市の海洋高校出身の幕下や三段目の7人を含めた100人ほどの力士が参加する予定。取組のほか、朝稽古や初っ切り、力士と写真撮影ができる時間なども設けられ、巡業ならではの触れ合いが楽しめる。
この日は鳴戸親方が県相撲連盟やNSTの関係者と共に市役所を訪れた。中川市長は「私も相撲が大好きでよく見ている。(鳴戸親方が)大関の時もよく見ていました」と顔をほころばせた。1日に上越入りした鳴戸親方は、開催中の高田城址公園観桜会の夜桜を見に行ったといい、「今でもずっと(桜が)印象に残っている。素晴らしい」と気に入った様子だった。
謙信公武道館について鳴戸親方は「最新の設備があり、普段から土俵があるので、地元の若い力士が稽古をしていて素晴らしい施設」と話し、上越場所について「力士との距離が近く、励みになるので『頑張れ』とどうぞ声を掛けて」と語った。
上越場所のチケットは残りわずかとなっている。詳細はこちら。
記事参照元:上越タウンジャーナル