地元の土で器を焼く「栗山像心 作陶展」 大嚴寺で11日(木)まで開催
妙高山麓の土などで器を焼いている妙高市の陶芸家 栗山像心さんの作陶展が上越市寺町3丁目の大厳寺で開かれています。
栗山像心さんは新潟市出身で、18年前に妙高市赤倉に窯を開きました。妙高山麓や糸魚川市の土をブレンドしたものを、登り窯で焼き上げています。会場には花器や食器など80点ほどが並んでいます。
この花瓶は、上下に分けて作ったものを合わせました。つなぎ目を残すことで表情が豊かになったということです。
これは釉薬をかけないで作る「焼締め」の花瓶です。窯を使わず、穴のなかに墨や藁などを置き、土を覆いかぶせて焼く技法で、焦げた模様がつくということです。
訪れた人
「繊細な作品が多い。きれい」
栗山像心さん
「炎の当たり方によって作品の色合いや雰囲気が異なる。毎回作品との一期一会を楽しみながら制作している。ふだんよりも花器などを多く展示している。これを期に大嚴寺に足を運んで、お寺に親しんでもらえたら」
栗山さんの作陶展は、大嚴寺で11日(木)午後4時まで開かれています。
※ご覧の記事は、2023年05月10日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
記事参照元:上越妙高タウン情報