本町商店街にデジタル化は必要?附属中2年生が調査

高田本町商店街にデジタル化が必要かどうかを考えようと、上越教育大学附属中学校の2年生が19日(金)、商店街をまわってキャッシュレス決済の導入状況などを調べました。

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附属中学校の2年生107人は高田本町商店街をPRして若い人に来てもらうには「デジタル化」を進めるべきか考えてきました。その結果、老舗が多い商店街だけに生徒の意見が分かれました。

2年生
「デジタル化賛成派は、若い世代が来ることで活性化する。反対派は、老舗の商いを大切にしたい、などの意見が上がり割れていた」

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議論の結論を出すまえに、19日は生徒が実際に店を回って、ホームページやSNSを活用しているか、キャッシュレス決済を導入しているかなどを調べました。

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そのうち、制服などを販売している「シャポーハウス」では、キャッシュレス決済を使っている30~40代が多いことが分りました。一方で、デジタルに慣れていないお年寄りなどを心配する声も聞かれました。

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店の人
「キャッシュレスを始めたとき、いつも通っているお年寄りが『私たちに買い物するなと言われているみたい』と言っていた。そう思う人もいるため、全てをデジタル化するのは違うと思う」

また、商店街ではイベント情報などを、メールでなく回覧板で共有しています。アナログな手段のほうが、顔を合わせる楽しみがあるという声も少なくないということです。

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生徒の「回覧板で回している内容を、ラインにしてはどうか」という提案に、店の人は「回覧板を回すコミュニケーションもあるので、それをラインにするのは寂しい気持ち」と答えていました。

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2年生
「お年寄りは使いこなせない人もいるが、(商店街に)若い人が少ないのは課題の一つだと思う。来てもらうための工夫の1つに、デジタル化も考えていいのでは」
「花見と一緒に商店街に来てもらうよう、魅力を発信することも必要だと思う。デジタル化で活性化することも考えられるので、できることから少しずつ変えていければ」

生徒は今後、調査結果をまとめて商店街のデジタル化のために何ができるか考えていくということです。

※ご覧の記事は、2023年05月19日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30

記事参照元:上越妙高タウン情報

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