中体連バレー地区大会 上越市のクラブチームが初出場!
中学校の部活動改革が目に見える形で実現しました。学校にバレー部がない生徒たちが参加する上越市のクラブチームが23日(金)、初めて中体連主催の「上越地区中学校バレーボール大会」に出場しました。
「中体連」、上越地区中学校体育連盟が主催する男子バレーボール地区大会に出場したのは、上越市のクラブチーム「上越クラブ」です。地区大会はこれまで、中学校単位の参加が原則でしたが、国の進める部活動改革に合わせ、今年度からクラブチームでも参加できることになりました。
上越クラブのメンバーは65人です。そのうち3割にあたる19人が、大潟町中学校や頸城中学校など、学校に男子バレーボール部がない9校からの参加です。
上越クラブ(直江津中の生徒)
「クラブで参加できると思っていなかったのですごくうれしい」
23日はリーグ戦で城東中学校、糸魚川中学校との2試合に臨み、いずれも敗れましたが選手は充実した表情をみせていました。
上越クラブ(直江津中の生徒)
「参加したからには勝ちたかったが、一生懸命頑張れてよかった」
上越クラブ(頸城中の生徒)
「(大会に向け)チームで話し合った。仲を深めたり士気を上げることができた」
上越クラブ 池田孝義 監督
「中体連で初めての公式戦だったので緊張していたが、楽しんでいたと思う。選手は朝からモチベーションが高かった。強い学校と比べると連携不足や試合慣れしていなかったと感じた。(クラブとして)バレーの楽しさや勝つ楽しさを教えていきたい」
大会に参加したのは、連合チームを含む6チームです。
吉田和則 大会副委員長
「男子バレーの競技者が減っている中、クラブチームの誕生で競技人口が高まる。(クラブ参加で)大会自体も熱気あるものになると思う。運営もスムーズにいくようにしたい」
なお、中体連の大会に参加できるクラブチームは一定の条件を満たしたうえ、中体連が認めたチームに限るということです。
大会は24日まで糸魚川市の能生体育館で行われ、上位2チームが県大会へ出場します。県大会にはクラブチームの参加も認められています。
記事参照元:上越妙高タウン情報