謙信になって春日山城で大宴会! 上越商工会議所がふるさと納税の体験型返礼品 寄付額は100万円
新潟県上越市のふるさと納税PRに取り組む上越商工会議所は、寄付額100万円で郷土の戦国武将、上杉謙信気分が味わえる体験型旅行の返礼品を作成した。甲冑を着用し、春日山城本丸跡での宴会を楽しめる2023年11月4日の1日限りのツアーで、10月20日まで申し込みを受け付けている。
上越商工会議所では、青年部がバンドを結成して曲でふるさと納税利用を呼び掛けるなど活動しており、今回は同会議所の創立50周年記念事業の一環として行う。同市のPRにつながる話題性のある返礼品をと、新潟トラベル上越営業所とともに企画した。
ツアーは1泊3食付き。「上杉謙信公のおひざ元で殿さま気分を満喫旅」と銘打ち、謙信が幼少期を過ごした林泉寺での座禅や、上杉軍が兵糧食として携帯していたとされる笹団子作りなどの体験を盛り込んだ。
目玉は甲冑を着て行う春日山城本丸跡での宴会。本丸跡までは青年部の5〜10人がエキストラ兵として一緒に練り歩き、宴会でももてなすなど、“お屋形様”気分をもり立てる。プレゼントされるチタン製の馬上杯で乾杯し、本丸から見る星空も楽しめる。
1回の寄付で参加できるのは1人。寄付は2人まで受け付けており、ペアでの参加も見込んでいる。
5日、報道向けに行われた説明会には、青年部が立ち上げたバンド「ぷっつんojisan」のメンバーも応援に駆け付けた。
甲冑を着て登場したリーダーでボーカルの「中々村新田トオル」さん(47)は「ぜひ上越市を訪れ、お酒を含めた食、歴史など魅力を体験してほしい」と呼び掛け、「ふるさと納税戦国時代、ばか良い返礼品でいざ出陣じゃ」と声を上げると、集まった関係者が「エイエイオー」とときの声を上げた。
寄付はふるさと納税ポータルサイトの「さとふる」で受け付けを開始しているほか、今後は「ふるさとチョイス」「楽天ふるさと納税」でも申し込める。
記事参照元:上越タウンジャーナル