上越市春日山城跡 人気観光地に花 ヤマザクラ見頃 銅像~三の丸道路脇の斜面 イカリソウも

上越市の春日山城跡でヤマザクラが見頃を迎えている。2月の降雪量が多かったが、ほぼ例年通りの時期に咲き、上杉謙信が居城とした人気観光スポットに名実ともに花を添えている。
ヤマザクラは埋蔵文化財センターから謙信公銅像へ向かう道中や三の丸などに植えられている。14日時点で謙信公銅像周辺の花は終わりかけているが、銅像付近からは道沿いや城跡に咲く姿を見ることができる。見頃はあと1週間ほどだという。市は春日山のスギ伐採を進めておりヤマザクラは見やすく、この時期は曲輪や土塁など城の遺構がはっきりと見られる。

春日山観光案内所の鈴木道夫さんによると、春日山のカタクリの花は終わりかけているが、イカリソウが見頃だという。船のいかりに似た形の花で、いかりにちなんで「旅立ち」や「君を離さない」が花言葉。春日山に点在しているが、銅像から三の丸に向かう道路脇の斜面でまとまって見られる。
記事参照元:上越タイムス電子版