えちごトキめき鉄道のディーゼル機関車が脱線 車両点検中に発生 けが人なし

新潟県上越市のえちごトキめき鉄道は2024年7月17日、16日に直江津運転センターでディーゼル機関車1両が脱線する事故が発生したと発表した。通常の列車の運行に影響はない。

脱線したディーゼル機関車(17日午後撮影)

発表などによると機関車の車両点検のため、運転手1人が乗車し、16日に機関車を動かしたところ、午後4時過ぎ、直江津駅の本線出入り口付近で脱線した。誘導員も1人いたが、いずれもけがはない。

復旧作業が行われている(えちごトキめき鉄道提供写真)

同社によると、脱線した機関車は1974年製造のもので、2023年春に富山県の「あいの風とやま鉄道」より譲り受け、現在は直江津D51レールパークで展示されている。

脱線の原因は同社が調査しており、機関車の復旧にも数日かかる見込みという。

記事参照元:上越タウンジャーナル