上越市のなおえつ海水浴場で77歳の管理員男性が溺れ死亡
上越海上保安署によると2024年8月12日午前9時30分頃、新潟県上越市のなおえつ海水浴場で、高波に流されたように見えた遊泳者を助けようと、同海水浴場管理員で同市在住の男性(77)が海に入り溺れた。男性は市内の病院に搬送されたが同11時30分、死亡が確認された。死因は溺死。
発表などによると、事故当時は波が高く、管理所では沖に出ないよう注意を呼び掛けていた。同9時30分頃、浜から約40〜50mほどで泳いでいた家族4人のうち70歳男性が沖に流されたように見えたため、男性管理員2人で救助に向かった。家族4人と管理員1人は自力で浜に戻ったが、もう1人は溺れ姿が見えなくなった。同9時37分頃、家族のうちの1人が助けに向かい、管理員を浜に引き上げたが意識のない状態だった。管理員はライフジャケットや浮き輪を身に着けていなかった。
事故当時の気象はくもり、西の風約4m、波約50cm、北のうねり約1〜1.5mだった。
事故現場付近
記事参照元:上越タウンジャーナル