長嶋茂雄氏が履いたスキー靴 10月末まで展示 上越市西本町1の空き店舗
上越市西本町1の安国寺通り(県道直江津停車場線)沿いの空き店舗で今月末まで、読売ジャイアンツ(巨人)の終身名誉監督、長嶋茂雄氏(85)が履いたスキー靴が展示されている。入り口は施錠されているため、ガラス戸越しに見ることができる。
スキー靴は昭和34(1959)年、高田市(現上越市)を訪れ、金谷山でスキーをした際のものという。保管していたのは空き店舗所有者で、隣でたばこ店を営む小林哲郎さん(83)。
長嶋氏は同球団に入団した翌年、同球団の私設応援団長だった関谷文栄さんの縁で同市を訪れ、「(関谷さんとその知人が立ち寄り)預かってくれと言われた後、取りにこなかった」と小林さん。スキー靴の前にはその時、金谷山で撮影された写真の複写も添えられている。
長嶋氏はさる26日、文化勲章が贈られることが発表され、絶妙なタイミングに関係者も驚いている。スキー靴は展示終了後、日本スキー発祥記念館(同市大貫2)に寄贈する予定という。
記事参照元:タイムスLite