上越市が高齢ドライバーに補助金 急発進抑制装置設置などに最大2万円
全国で高齢ドライバーの事故が問題になる中、新潟県上越市は高齢者の車にドライブレコーダーや急発進抑制装置の設置を支援する補助金を交付する。1人1台まで最大2万円を補助するもので、2022年6月1日から申請を受け付けている。
高齢ドライバーの交通安全意識向上と交通事故防止を図るため、市が本年度新たに取り組む事業。ドライブレコーダーや急発進抑制装置の購入、取り付け費用の2分の1を、最大2万円まで補助する。予算額は1000万円。市によると種類や販売店舗によるが、いずれも4〜5万円程度で設置できるという。
対象となるのは、車線逸脱警告や衝突注意警告などの安全運転支援機能が付いたドライブレコーダー、またはペダル踏み間違い時に稼働する国交省の性能認定を受けた急発進抑制装置。いずれも市内の販売店などで購入、取り付けする新品で、現在装置の付いていない車に新たに設置する場合に限る。録画機能だけのドライブレコーダーから安全機能付きのものに買い替える場合も対象となる。
申請対象者は市内に住所がある満65歳以上で、自らが運転する自動車に装置を設置し、1年以上使用する予定の人。交付は1人1台まで1回限りとなる。
交付申請書に必要事項を記入し、運転免許証や見積書の写しなどと一緒に、市民安全課か各区総合事務所に郵送、または持参する。受け付けは予算額に達し次第終了予定。申請書は各提出先で配布しているほか、市ホームページからダウンロードできる。
問い合わせは市民安全課025-520-5661。
記事参照元:上越タウンジャーナル