「ずんだおはぎ」農家とコラボ 上越市の土肥菓子店と豆福 21日から3日間限定販売

上越市中央2の土(土の右上に、が付く)肥菓子店(土肥邦彦店主)は21日から3日間、地元の枝豆を使った「ずんだおはぎ」を、同店と豆福(同市西本町3の直江津ショッピングモールエルマール内)で販売する。1個150円、通常のおはぎとセットで300円(いずれも税込み)。
枝豆は、市内で農業を営む松本伊代さん(36、同市三ツ橋)が育てた「湯あがり娘」を使用。栽培期間の農薬不使用にこだわった豆を店でゆで、粒が残る程度につぶして白あん、砂糖、塩と混ぜ、もち米にまとわせた。濃厚な枝豆の味と香りがもち米と一体となり口いっぱいに広がる。

枝豆を育てた松本さん(左)とコラボする縁となった優さん。協力して完成した「ずんだおはぎ」は3日間限定で販売する

 松本さんと邦彦さんの妻、優さん(38)はSNSを通じて知り合った友人同士。これまでにも同店で野菜を販売するなどつながりはあったが、昨年秋に松本さんが独立して農業を始めたこともあり、コラボ商品を企画した。

枝豆の緑が美しい「ずんだおはぎ」。無着色、無添加で、賞味期限は当日となっている

 邦彦さん(38)はかつて川崎市の店で修業中に枝豆を使った経験から、今回のおはぎを提案。「枝豆を生から加工したのは初めて。あんの比率などに苦労したが、風味は段違い」と、商品の出来に太鼓判を押した。
今後もコラボ商品を検討中で、優さんは「人とのつながりが商品になってうれしい」、松本さんは「一から育てた野菜で作られたお菓子を、多くの人に食べてほしい」と、それぞれ話した。
問い合わせは土肥菓子店(電025・543・2517)、豆福(電025・544・6066)へ。

記事参照元:タイムスLite

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