亀屋の味を復活させたい 「元祖 亀屋食堂」が上越市黒井にオープン

新潟県上越市の直江津地区で人気を集めていた「亀屋食堂」の味を再現する「元祖 亀屋食堂」が、2022年12月10日に同市黒井にオープンした。

「亀屋食堂」は約44年前、初代の佐藤十二店主が上越市五智3で創業。その後移転して、国府4でも営業していた。「元祖 亀屋食堂」は、元従業員らが「シンプルだけど深い」という亀屋本来の味を復活させようと開店。島田二美店長は、義父だった先代が残したレシピを参考に「元祖の味」を再現することを目指している。

国道8号沿いにオープンした「元祖 亀屋食堂」

スープは、大量の煮干しなどを使った魚介系に、豚ガラやタマネギなどを加えており、あっさりながらもコクがあるのが特徴。自家製の中太ストレート麺は並でも230gあり、一般的なラーメンの大盛りに近い量がある。大盛りなら380gもあり、食べ応え十分だ。

定番のしょうゆラーメン(800円)

基本のスープはしょうゆと塩で、しょうゆベースのチャーシューラーメン(980円)やメンマラーメン(950円)が特に人気。夏季限定だが、たっぷりの具材で人気を博した亀屋の冷やし中華もメニューに加えた。

また、夜はホルモン焼き居酒屋として営業する。メインのホルモン焼きは、牛がホルモン(シマチョウ)やハラミ、豚はバラやモモ、鶏はセセリなどで、全て1品500円。もつ煮込み(400円)冷奴(300円)などもある。ドリンクも、ビール、サワー、ハイボール、焼酎が1杯500円、ソフトドリンクなどは300円〜。

「元祖 亀屋食堂」の店内。ホルモン焼きは別室で提供する

「先代の味にはまだまだ」という指摘もあるが、「なつかしい、昔を思い出す」といった声も多いという。島田店長は「自分で再現しようとやってみたことで、先代のすごさも感じている。昔の味を知っている方が多いので、その期待に応えられるよう頑張っていく。そしてこの味を未来へ残していくことができれば」と話している。

亀屋食堂の営業時間は午前11時〜午後2時、午後5時〜7時。ホルモン焼き居酒屋は午後5時〜9時。定休日は水曜など。電話 025-512-2541

記事参照元:上越タウンジャーナル

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

twenty − six =