まるで飲むアロマ!越後薬草蒸留所Lab.がエルマールにオープン
ヨモギやハーブなどの薬草を使った蒸留酒「ジン」を製造している上越市の越後薬草が、直江津ショッピングセンターエルマールで期間限定のレストランを開いています。店では薬草のオリジナルドリンクや、上越産のヨモギを使ったスイーツなどを楽しむことができます。
越後薬草はヨモギやハーブなどの薬草を使ったオリジナル蒸留酒「THE HERBALIST YASO」を製造する蒸留所を、去年10月に上越市小猿屋に完成させました。蒸留所にあるバーではドリンクをフランス料理と共に楽しむことができ、幅広い年代から人気があります。
しかし、バーに訪れる人は半数が県外の観光客ということで、越後薬草ではもっと地域の人から気軽にジンを知ってもらおうと今月12日から直江津ショッピングセンターエルマールでの提供を始めました。
越後薬草 塚田和志 代表取締役
「蒸留所はディナーだが、ここはランチでリーズナブル。今はほぼ100%が市内のお客さんで、地元の人に楽しんでもらえている印象」
店を切り盛りするのは、シェフの渡辺光実さんです。前菜のほか、メインは肉料理や魚料理から選べます。
スズキのポワレ ヴァンブランソース
くびき牛のネックのワイン煮込み
ドリンクは全部で5種類。人気があるのはノンアルコールのクラフトジントニック。口に運ぶとラベンダーが香り、まるで「飲むアロマ」のようです。
市内から訪れた人は「インスタグラムで『薬草』の文字が気になり来店。爽やかなジンで飲みやすい」「ノンアルジントニックを頼んだ。さっぱりしていてラベンダーの香りがほんのり甘く、すごくおいしい。香りが強すぎず料理にも合わせやすい」などと話していました。
レストランでは、ランチだけでなく、カフェタイムに上越産のヨモギを使ったスイーツやドリンクも楽しめます。
越後薬草 塚田和志 代表取締役
「飲み物を料理と一緒に口に入れて、調味料の感覚で楽しんでほしい。地元の原材料をたくさん入れているので、ぜひ地域の人に味わってもらえれば。安らぎや癒しを感じてほしい」
レストランは予約優先で、3月末までの限定営業となります。今月末までは、ランチがオープン特別価格で1980円(税込)です。
詳しい営業時間や予約方法は、越後薬草のホームページまたはインスタグラムをご覧ください。
なお蒸留所のバーと工場見学は、3月末まで冬季休業となっています。
越後薬草蒸留所Lab.
■場所:直江津ショッピングセンターエルマール内(上越市西本町3-8-8)
■営業時間:ランチ 一部|11:00~12:15 二部|12:30~13:45(予約優先)
アフターヌーン 14:00~18:00
■ホームページ:https://yaso80gin.jp/open_factory/
記事参照元:上越妙高タウン情報