直江津―小木航路 上越市が2790万円を支援
直江津―小木航路にこの春就航する新しいカーフェリーの導入費用について、上越市は2790万円を佐渡汽船への支援として負担することになりました。
佐渡汽船は、愛媛県の宇和島運輸からカーフェリーを購入し「こがね丸」という名前で今年3月25日(土)から直江津―小木航路に就航させます。
これにあわせ、新潟県と上越市、佐渡市の3者は、佐渡汽船に対し減価償却費11億円の2割にあたる2億2000万円を就航後3年にわたり支援します。残りの8割は国の特別交付税を活用します。上越市の負担分は、2億2000万円の1割ほど2790万円とすることで、このほど3者が合意しました。
負担金をめぐっては、3者が去年秋からその割合を話し合ってきました。市によりますと当初は上越市が5500万円を支援する案もありましたが、さらに検討を重ね、今回の合意に至ったということです。カーフェリーの就航は3年ぶりとなり、上越市、佐渡市にとって観光の活性化につながります。今後、両市は連携しながら、利用者の促進に取り組むことになります。
上越市産業立地課 山田孝 課長
「直江津の港を利用するチャンスが増える。直江津航路の利用促進を図り、多くの人に利用してもらえるようにしたい。佐渡へ行く人に対しても上越で宿泊や飲食など周遊してもらえる仕掛けをしていく」
市ではカーフェリーの負担金を新年度予算案に盛り込み、市議会に提案することにしています。
※ご覧の記事は、2023年01月27日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
記事参照元:上越妙高タウン情報