上江用水と中江用水 5月31日から「番水」 笹ケ峰ダム周辺少雪で かんがい用水確保 関川水系土地改良区

 関川水系土地改良区は、笹ケ峰ダム(妙高市)周辺の雪が例年よ少なく、夏場のかんがい用水が不足する恐れがあるとして、5月31日から幹線用水路の上江用水と中江用水をそれぞれ上流・下流に分け、2日置きに取水し合う「番水」を行うことを決めた。

15日時点の笹ケ峰ダム周辺の積雪量は、平年の約4割に当たる118センチ。周辺の雪解け水は同ダムにおける主要な水源で、少雪は水不足に直結する。

同土地改良区は、渇水期に入る7月下旬以降までのかんがい用水を確保しておく必要があるとして、番水を決めた。また水稲栽培に支障を来さないよう、上越農業普及指導センターに対し水不足に関する技術対策を農業者に指導・徹底するよう要請した。

笹ケ峰ダム周辺はすでにアスファルトなどが露出している(16日午前11時すぎ、関川水系土地改良区ライブカメラより)

記事参照元:タイムスLite

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