皿に葉やクルミで模様付け 体験行事「冬の手仕事展」あす5日(日)まで
陶芸づくりなどが体験できるワークショップ「冬の手仕事展」があす5日(日)まで、上越市大町5丁目の旧今井染物屋で開かれています。
このワークショップは手仕事の魅力を知ってもらおうと、季節ごとに開かれています。冬の開催は今回が初めてです。会場では高田の伝統工芸品バテンレース、陶芸、そば打ちを、市内の作家や職人から教わることができます。このうち陶芸作家の大嶋陽子さんは、浦川原区に工房を構え、皿やマグカップなどを作っています。
クルミ模様の皿
作品の特徴は、植物や野菜などを使った模様です。模様は、四季に合わせた自然の素材を粘土に押し付けて作ります。冬のいまは、模様付けにクルミの殻や松などを使います。
マグカップの模様には野菜のオクラを活用
大嶋さんの皿づくり体験は、1人2500円です。また会場では、大嶋さんの作品が販売されています。大嶋さんは「植物には、決まりきった形がなくておもしろい。皿作りを通じて、季節や自然の良さを感じてほしい」と話しています。
大嶋陽子さん。浦川原区の保育園や小中学校でワークショップも実施
また、織物や鑷子(せっし)と呼ばれる毛抜きの作品展示も行われています。「冬の手仕事展」は、あす5日(日)まで。午前10時~午後5時です。各コースの体験料金など詳細は、市のホームページをご覧ください。
記事参照元:上越妙高タウン情報