緊急走行中のパトカーが軽乗用車と衝突し横転 上越警察署員1人が救急搬送もけがなし
上越警察署によると2023年6月12日午後9時24分頃、新潟県上越市の国道8号石橋交差点で、緊急走行中の同署のパトカーと富山県在住の50代男性が運転する軽乗用車が出会い頭に衝突する事故が発生した。パトカーは横転し、運転していた同署地域第二課の20代男性巡査長が頭を打って市内の病院に救急搬送されたがけがはない。
同署によると、パトカーは交通違反の車両を追跡中、赤色灯をつけ、サイレンを鳴らしながら上越大通りを直江津方面から高田方向に走行していたが、同交差点に進入した際に、国道8号を糸魚川方面から柏崎方向に直進していた軽乗用車と衝突。パトカーの右側面と軽乗用車の前方がぶつかったとみられ、パトカーは左に横転、軽乗用車は前面を破損し、いずれも自走できない状態だった。事故当時、信号は上越大通り側が赤、国道8号側が青だった。軽乗用車の男性と、パトカーの助手席に乗っていた同課の40代男性巡査部長にもけがはなかった。
同署の穴沢隆副署長は「緊急走行は適正だった」という認識を示した上で、「交通事故を防止すべき警察が事故を起こしてしまったことは遺憾。再発防止に努める」とコメントした。
詳しい状況は捜査中。
記事参照元:上越タウンジャーナル