「そのときはそう考えていた」 中川上越市長私立高差別発言 記者会見で釈明
新潟県上越市の中川幹太市長は市内私立高校2校に関する失言について2023年7月31日、定例記者会見で「そのときはそう考えていたが、今はそう考えていない」と釈明した。
7月5日、中川市長は市内のホテルで開かれた新潟経済同友会との懇談会で、市内の私立高校2校について「レベルが下にある」などと発言した。その後19日までに2校を訪問し、謝罪文を提出しているが、謝罪の内容などは、生徒や保護者にも明らかにされていない。
31日の記者会見で、中川市長は報道陣に求められて釈明した。「話の流れの中で発言してしまった」とした上で、発言した差別的な考えについて「そのときはそう考えていたが、今はそう考えていない。考えが違っていた。これからはそういう発言をしないように気を付けていきたい」と釈明した。
また、謝罪文の内容については「生徒を第一に考え、積極的に公表することは考えていない」とした。
記事参照元:上越タウンジャーナル