〈上越殺人事件〉“殺人”で逮捕の男を“強盗殺人”に切り替え起訴 現金120万円在中の財布奪う

今年6月、上越市で自営業の男性が殺害された事件で、新潟地検は2日殺人の疑いで逮捕された70歳の男を、強盗殺人の罪で起訴しました。

強盗殺人の罪で起訴されたのは、長野県上田市の無職・小倉一夫容疑者(70)です。

今年6月、上越市に住む自営業中村礼治さん(62)を殺害した疑いで逮捕されていた小倉被告。捜査のなかで現場から中村さんのバッグが持ち去れていたことが明らかになっていて、勾留期限を迎えた2日、新潟地検は強盗殺人の罪に切り替え起訴しました。

【中村さんを知る人は】
「肌身離さずお金を持つ人なので。100万円くらいの金額は入れているみたいなことを聞いた」

常に大金を持ち歩いていたという中村さんの知人だった小倉被告は、周囲に借金を重ねていたと言います。

【小倉被告にお金を貸した人は】
「私は100万円を貸して…貸して8年くらいたつかな。次の年に返してくれる約束が催促して3年目で半額(返済)」

起訴状によりますと、小倉被告は殺意を持ってハンマーで頭部などを複数回殴る暴行を加え、中村さんを殺害した上、敷地内にとめてあった車の中から中村さんのバッグと現金約120万円が入った財布を奪った罪に問われています。

新潟地検は小倉被告の認否を明らかにしていませんが、逮捕当時は容疑をおおむね認め殺意を否認していました。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

13 − five =