オリジナルブレンド酒「清酒 風巻」 地域の魅力伝える酒に 三和区の「かじや」で販売

三和区下中の「地酒の店かじや」(宮崎文徳店長)は15日から、同区岡田の風巻神社の名を冠したオリジナルブレンド日本酒「清酒 風巻」=写真=を販売する。製造は同区塔之輪の丸山酒造場が協力。商品には「地域の価値を高めたい」という3者の思いが込められている。価格は720ミリリットル入り2860円(税込み)。

風巻神社(遠藤眞臣宮司)は風神「シナツヒコノカミ」を祭る神社として知られ、近年は全国から年間約3000台のバイク愛好者が参拝に訪れる。

宮崎店長(47)は、訪れた人にこの地域を巡り楽しんでほしいと願う、遠藤宮司の思いに共感。日本酒と焼酎のソムリエともいわれる「サケ ディプロマ」の資格を生かしてオリジナルブレンド酒を造ろうと、丸山酒造場に協力を依頼した。

3種の日本酒をブレンドした味わいは、リンゴに似た香り、ほどよい味の膨らみと優しい甘み、すっきりとした後口が特徴。ラベルにはシナツヒコノカミを模した風神のイラストがデザインされている。

宮崎店長は「この地域の魅力の一つとして根付かせていきたい」と意気込んでいる。

商品は店頭と同店サイトで販売。なお発売を記念した臨時販売会が16~18日の午前10時から午後3時まで、風巻神社の社務所付近で行われる。問い合わせは同店(電0120・270・245)へ。月曜定休。

発売を前に風巻神社で祈とうが行われた。(左から)丸山酒造場の丸山三左衛門社長、遠藤宮司、宮崎店長

記事参照元:タイムスLite

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