上越市が電子申請システム導入 215種類の手続きスマホなどで
新潟県上越市は2023年10月から行政手続きの電子申請を導入した。64歳以下の新型コロナワクチンの接種券発行申請など215種類の申請手続きが、自宅などのパソコンやスマートフォンでいつでも可能になる。
同市によると、電子申請は県内自治体では新潟市や長岡市、糸魚川市などがすでに導入しているが、自治体のシステム導入費用や運用負担を軽減するため、県と同市のほか妙高市や三条市、新発田市など県内12市町がシステムを共同利用する。
同市では215種類の手続きがオンラインでできるようになった。主なものは、10月から行われる新型コロナワクチン接種から申請が必要になった64歳以下の接種券発行や子育てジョイカード関連、市税の減免など。
今後、対象手続きを順次増やすほか、年度内には同システムを利用したキャッシュレス決済を開始し、イベントや講座の参加費など料金が発生する手続きについてもオンラインで可能にする。
笹川正智総務部長は「これまでの書面による手続きだけでなく、24時間365日オンラインで申請でき、市民や事業者の利便性につながる。手続きの拡充と市民が利用しやすいシステム作りに取り組んでいく」と話した。
記事参照元：上越タウンジャーナル
