【動画あり】〈上越市出身・高倉萌香さんインタビュー②〉生まれ育った上越 大好き

悩みに悩んだ舞台出演について、その葛藤を語る高倉さん

◇悩んだ末の舞台出演 不安の中一歩前へ 1月24日から東京で公演

―来年1月24日から、出演する舞台「私たちが鎌倉に来たのは、ただしらす丼を食べるため」が始まります。出演オファーを受けたとき、いかがでしたか。

「舞台は大勢でやる」っていうイメージが自分の中であったので、3人芝居だと聞いたとき、「大丈夫かな」っていう不安とプレッシャーがすごくありました。他のキャストさんは舞台をやられていたり、お芝居の経験があったりっていう方だったので、未経験の私は不安しかなかったです。

―出演を引き受けたきっかけは。

実は最初お断りしたんです。私なんかが出て、舞台を壊してしまったらどうしよう、っていう不安…。もう本当に不安がたくさんあり過ぎて、舞台が壊れちゃうんじゃないかなって。正直、本当に心配で、1回お断りしたんです。

その後、演出家の方と制作の方が来られて説得していただいたんですけど、でもそこでも私は「出ます」とは言えなくて。その日、マネジャーさんと「決められなかったらコイントスで決めよう、偶然に任せよう」と。5回コイントスをしたら全部裏(裏が出たら出演)が出たんですね。

「わーっ」てなって、それでも嫌だ、ってなったんです。「コインも出るって言ってる。誰に聞いても、『これ出た方がいい』っていうに決まってるのは分かってる。それでも一歩踏み出せないですよね。そんな中で、芸能に全く精通してない人の意見を聞きたいと思って、打ち合わせが行われたビルの管理人の女性に聞いてみようか、ってマネジャーさんと話をして、悩んでることと、どうしたらよろしいでしょうか、と尋ねたんです。

そしたら『そんなに悩む必要はない。あなたのせいで舞台が壊れることはありません。そこに助けてくれる仲間やスタッフさんがいっぱいいるんだから、気持ちを強く持ってね。大船に乗った気持ちでやってください』って言われたんです。

―それで、ようやく出演する決心がついたのですね。

まだですね。

―まだあるのですか。

そのときも決心できず、本当に困ってしまったんです。その日の夜、占いに行ったんですけど、舞台のことを聞き忘れてしまって。で、1回家に帰って、自分でよく考えました。応援してくださるファンの方のために、自分も一歩踏み出したいなっていうのがあって、自ら出演を決意しました。

―どうしてそんなに引き受けたくなかったのですか。

共演者の皆さんは経験があるし、私のせいで舞台を壊しちゃったら、っていう、それしかなくって。その後のネガティブな展開しか考えられなくて。

―出演が決まり、ようやく前向きになりましたか。

私を応援してくださって、舞台を楽しみにしてくださってる方がコメントやメッセージくれたりとか、いろいろ声を聞かせていただいています。まずはその方たちのために頑張ろうっていう気持ちが一番強いです。覚えることもすごく多いですし、ネガティブな気持ちになることもありますが、自分で決めたことなので、一生懸命成し遂げたいなと思っています。

―地元・上越市でも応援している人たちもいます。

本当にうれしいです。活動再開がニュースになってから、地元のラジオ局の番組に出演できたりして、とてもうれしいです。生まれ育った上越市や妙高市のことは大好きです。糸魚川市には、NGT48のときにお仕事でライブをしたことがあります。まだまだ知名度は足りないかもしれませんが、大好きな上越を多くの方に知ってもらえるような仕事もいつかしてみたいと思っています。

―観光PR大使、の仕事があったら引き受けますか。

ぜひ引き受けたいです。今度は即決で(笑)。

3年半ぶりの芸能活動再開と今後やりたいことを語る高倉さん

記事参照元:タイムスLite

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