紅白歌合戦のけん玉“16番”が来場 食堂ミサあらい道の駅店で2月24日に震災募金イベント

昨年末のNHK紅白歌合戦で行われたけん玉のギネス挑戦企画で、惜しくも失敗したゼッケン“16番”の男性が2024年2月24日、新潟県妙高市の食堂ミサあらい道の駅店前で開かれる能登半島地震のチャリティーイベントにやって来る。食堂ミサが励ましの気持ちで男性に呼び掛けたSNSの投稿をきっかけに実現した。

イベントのちらし

演歌歌手三山ひろしさんの歌唱中に、けん玉の連続成功人数の世界記録を目指す紅白の恒例企画。昨年は128人で挑戦したが、16番目に挑んだ“けん玉YouTuber”の「しゅん」さんが惜しくも失敗。“16番”というワードがSNSなどで話題になり、後日別のテレビ番組でも取り上げられるなど注目を集めた。

食堂ミサは励ましの気持ちが届けばと、紅白翌日の1月1日にX(旧Twitter)公式アカウントでしゅんさんに呼び掛けた。

 

この投稿の翌日、しゅんさんから店に行きたいとメッセージが届いた。店を訪れる際には食事のお礼をしたいというしゅんさんの意向を受け、同店がチャリティーイベントを提案したところ、快諾されたという。

イベントは食堂ミサあらい道の駅店前で実施する

イベント当日は、100円以上の募金をすると、紅白で実際に使用された番組ロゴ入りのけん玉を使って、同店の食事券などが当たるチャレンジに参加できる。けん玉の技「大皿」成功で24日限定のチャーシュー1枚トッピング無料券、「中皿」成功でアイス引き換え券、「とめけん」成功で500円分食事券がもらえる。チャンスは1人1回。しゅんさんと共にけん玉YouTuber「もしかめブラザーズ」として活動するメンバーも来場する予定。募金は全額石川県の災害義援金に寄付される。

店を運営するミサ企画の中田浩太郎社長(43)は「紅白で彼を見て、国民に代わって厄を落としてくれたんだなと思った。せっかく店に来てもらえるなら、お互いに世の中のためになることをやりたかった。ぜひ募金をしながら楽しんでもらえたら」と話している。

時間は午前11時30分から。混雑状況をみながら3時間ほど開催予定。悪天候で中止する場合がある。問い合わせは食堂ミサあらい道の駅店 0255-72-1133 。

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記事参照元:上越タウンジャーナル