「三条ベース」の高橋憲示さん迎え上越文化会館で講演会　3月23日　予約受付中

新潟県三条市で子どもたちなどが集うコミュニティスペース「三条ベース」を運営する「NANOBRAND」代表社員の高橋憲示さんの講演会が2024年3月23日、新潟県上越市新光町1の上越文化会館で開かれる。主催は上越市本町4の「NPO法人体験型フリースクールここはれて」で、収益は全額能登半島地震被災地支援として寄付される。

高橋さんは「ものづくりのまち」三条市育ち。燕、三条の中小企業に特化したブランディング会社「NANOBRAND」を立ち上げ、創業から10年で3000社に経営指導を実施した。2015年には子どもたちが集える場所として、駄菓子屋を併設した“秘密基地”「三条ベース」を開設。年間6000人以上が来場するコミュニティースペースとなり、注目を集めた。

同日は「中今（なかいま）を生きる。〜運は天にあり、鎧は胸にあり、手柄は足にあり、謙信公に学ぶ、自分らしく現代を生きぬく方法〜」と題して講演。人の心を金縛りにするのはまだ起こりもしていない不安や恐れ、過去に囚われた怒りや悲しみだとして、未来のためではなく、生きている今に感謝しながら、この瞬間（中今）こそ自分らしく楽しんで生き抜くことなどを説く。

会場は上越文化会館中ホールで、時間は午前10時〜正午。入場料は1000円（小学生以下は無料）。収益は全て上越市を通して全額能登半島地震被災地に寄付される。聴講は事前予約制で、申し込みは公式LINEから。空きがあれば当日会場での受付も可。

なお、当日は上越のご当地ヒーロー「雷轟纏装（らいごうてんしょう）ガンギ」も来場。撮影やSNS投稿も可。主催者では「老若男女問わず、多くの方に聞いていただけたら」と話している。

公式LINEはこちら（ID：@412iowyj）

体験型フリースクールここはれては、昨年9月にオープン。同NPO代表の松岡江利子さんが、自身の子どもも不登校という状況にある中で「子どもが自主的に集える場所を作ろう」として開設した。全国で活動する作家などの作品を紹介しながら、販売に携わる、作品を製作する、遊ぶなど、子どもたちの意思を尊重しつつさまざまな体験をさせ、子どもたちの心身の成長や自立につなげることを目指している。当日はここはれての子どもたちも受付などに立つ予定だ。

• 問い合わせ 070-3137-2334（松岡代表）
• ここはれて インスタグラム

記事参照元：上越タウンジャーナル