公共施設予約 新システムへ完全移行 予約と支払いオンライン上で可能に

公共施設予約システムのトップ画面

上越市は1日から、「公共施設予約システム」を新システムへ完全移行した。

旧システムは平成24年に導入。施設の仮予約はできるが、料金の支払いなどは窓口で行う必要があった。市は市民や事業者の利便性向上を目指し、支払いまでをオンラインで済ませられる新システムへの移行を決定。今年2月1日から導入し、旧システムと並行して運用してきた。

予約の対象となるのは集会・体育施設、市内小中学校のグラウンド・体育館など145施設。パソコンやスマートフォンから24時間アクセスでき、予約、クレジットカードなどによるオンライン決済、空き状況の確認が可能。検索する際は施設分類、利用希望日、地区といった条件を絞ることができる。

新システムの利用には、あらかじめ登録が必要。旧システムの利用者情報は新システムに移行しているが、パスワードなど一部情報は引き継がれないため再設定が必要となる。

公共施設の予約はこれまで通り、教育プラザや各区総合事務所などへ申請書を提出する方法でも受け付ける。

記事参照元:上越タイムス電子版