通年会期、政治倫理条例、オンライン議会 上越市議会が導入に向け特別委設置へ
上越市議会は、オンライン議会や通年会期制の導入、政治倫理条例の制定などに向け、議会改革を推進する特別委員会を設置する。2024年6月13日、会派の代表者会議で合意した=写真=。
議会改革の推進は、先月の議長選挙での渡邉隆議長の公約で、政治倫理条例制定は近藤彰治副議長の公約だった。代表者会議では、特別委員会設置を開会中の6月定例会に提案することで合意した。
特別委員会設置後すぐに、現行の議会基本条例の検証に着手し、必要なら年度内に条例改正を行う。並行して、政治倫理条例を検討し、年度内の制定を目指す。また、1年を通じて議会を開会する通年会期制、オンライン議会などについても、導入に向けて検討する。
議員定数については、議会機能の強化検討を行った後に検討に着手するとしている。
渡邉議長は「これまでの議会の良いところを堅持しつつ、時代の流れに対応して必要な改革を断行したい。多くの議員に意見を交わしてもらいながら、丁寧に進めたい」と意気込みを語った。
記事参照元:上越タウンジャーナル