児童が試合展開を決めるコーチ不在のサッカー大会開催 

子どもたちの考える力を伸ばそうとベンチにコーチが入らないサッカー大会がきょう16日、上越市柿崎区の柿崎ドームで開かれました。Still0616_00005この大会は小学生を対象に開かれ、上越地区からアンダー11とアンダー9にそれぞれ5チームが出場しました。Still0616_00000 (2)一見、普通の大会のように見えますが…指示を出しているのは児童です。

この大会は子どもたちの考える力や自主性を身につけてもらおうと、あえてベンチにコーチや監督が入りません。
主催した、いわしや薬局の町田豪斗さんは「普段はコーチが主体だが、児童に考えさせることによって自分たちで考える力を身に着けてほしい」と話します。Still0616_00001 (1)児童は試合の展開や選手の交代などを自分たちで話し合って決めます。Still0616_00003 (2)アンダー9に出場した頸北FCリベルタのチームでは選手全員がボールを追いかけてしまうことに気付き「一人につき一人がついてパスを回そう」と声を掛け合っていました。Still0616_00004 (2)アンダー11に出場した高田SCでは全員が平等に試合に出場できるよう選手交代を積極的に行うほか、相手にボールをとられた時の守り方や自分たちの攻めの姿勢について話し合っていました。Still0616_00002 (2)

高田SC選手
「コーチがいなくて不安だったけどみんなで話し合ってできた」
「攻め方や気を付けるポイントなどを話し合えた」
「これからも自分たちで考えながら試合をしていきたい」

主催のいわしや薬局の町田豪斗さん
「子供たちが生き生きとサッカーに取り組んでいて嬉しい。考える力は大人になってからも必要なので小さい時から身に着けてほしい」

 

※ご覧の記事は、2024年06月17日 JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30

記事参照元:上越妙高タウン情報