中川上越市長が被害企業を訪問し謝罪 抗議100件超え 自身の処分も検討 高卒者差別発言問題
中川幹太上越市長は2024年6月21日、「頭のいい方だけではない」などと名指しで言及した大手化学メーカーの市内工場を訪問し、謝罪した。また同日、自らに対する処分を行うと表明した。
訪問から戻り市役所で取材に応じた中川市長は「従業員の皆さんの心を傷つけたことなどをおわびしてきた。『会社として受け止めました』とお答えをいただいた。これからも信頼関係回復に最大限力を尽くしたい」と述べた。
中川市長はこの日の市議会で、「関係企業、従業員、すべての市民の皆様に大変な心痛、不信感を与えたことに改めておわびする」と述べ、演壇から降りて頭を下げ再び謝罪した。また、自らの処分を後日明らかにすると表明し「これまで通り職責を全うしたい」と述べた。
抗議100件超え 中川市長「全て拝見している」
市役所には市内外から電話やメールによる抗議や苦情などが寄せられており、20日時点で100件を超えているという。中川市長は報道陣の取材に対し「全て拝見している。差別的だという意見が多い。真摯に受け止めている」と述べた。
記事参照元:上越タウンジャーナル