ボートのプロペラに漂流ロープ絡まり航行不能に 直江津港沖で上越市の男性救助

上越海上保安署によると2024年8月26日午後1時44分、新潟県上越市の直江津港沖で釣りをしていた同市の50代男性会社員から「プレジャーボートのプロペラにロープが絡まり航行できなくなった」という118番通報があった。男性にけがはなく、同署の巡視艇たつぎりなどがボートをえい航し救助した。

男性は同日午前5時頃、マリーナ上越から1人で出港し、同6時頃から鳥ヶ首岬沖で釣りをしていた。釣りをやめ戻ろうと動き始めた午後1時頃、直江津港沖防波堤灯台から北西に約13kmの海上で、漂流していたロープがプロペラに絡まり航行不能となった。要請を受け出動したたつぎりが同3時9分にえい航を開始し、関川河口沖の海上で同5時8分、マリーナ上越の救助船に引き継いだ。

航行不能となったプレジャーボート(左)と巡視艇たつぎり(上越海上保安署提供)

ボートは長さ7.6m、幅2.4cm。当時の気象状況は晴れ、北東の風5m、風浪約30cmだった。

事故現場付近

記事参照元:上越タウンジャーナル