オーモリ、あら川、どさん娘 5年ぶり「ラーメンカレンダー」 上越市のイラストレーターひぐちさん
新潟県上越市在住のイラストレーターひぐちキミヨさん(66)が、上越、妙高両市の思い入れのあるラーメン店を描いた2025年用の「ラーメンカレンダー」を作成した。5年ぶりの制作で、2024年12月7〜15日に同市西本町3の直江津ショッピングセンターエルマールで開催する「ひぐちキミヨ ゆく年くる年」で販売する。
2016年に初めて制作したラーメンカレンダーは人気で、毎年カレンダーを購入する客からの要望に応え、新作も含め12店を厳選した。
1月は黄色の外壁に大きく店名が書かれた「オーモリラーメン新井店」(妙高市柳井田町2)、2月は今年7月に約40年の歴史に幕を下ろした「どさん娘(むすめ)安塚店」(安塚区上方)。このほか「あら川」(土橋)、「ラーメンショップ福橋店」(福橋)、「駅前ラーメン」(仲町4)、「シンポー軒」(東本町5)、「杉村屋」(妙高市白山町1、閉店)、「香港」(西本町3、閉店)などがある。いずれもひぐちさんならではのほのぼのとしたタッチで描かれている。
ひぐちさんは「毎年『ラーメンカレンダーはないですか』との声があり、5年間で行った店も増えたので作りました。カレンダーを見て、ラーメンを食べに行ってください」と話している。
カレンダーはほかに直江津と高田のそれぞれの風景や飲食店を描いた「あの店この店」など全6種類あり、A4サイズ1300円、はがきサイズの卓上タイプ1100円。来年のえと「巳」にちなんだ「こへび貯金箱」(2000円)や「巳年だるま」(同)、800種類の「まちなみ絵葉書」(1枚200円)なども並ぶ。
3年目となった新潟第一酒造(浦川原区横川)とひぐちさんとのコラボ商品「越の白鳥 干支ラベル」は、会期中の土日限定で直売ブースを設ける。巳年は松竹梅に彩られた月夜の妙高山とえとにちなんだ白蛇、白鳥が描かれている。中身は純米の無濾過生原酒で、新年のスタートにふさわしい、しぼりたてのフレッシュな香りと軽やかな飲み口の一本だ。720ml入りで1760円。
「ひぐちキミヨ ゆく年くる年」は午前10時から午後6時まで(最終日15日は午後5時まで)。
▽ひぐちキミヨさんSNS Instagram、Facebook
記事参照元:上越タウンジャーナル