新潟労働局、障害者雇用の優良中小事業主認定制度「もにす認定制度」で株式会社 Wastec ENERGY(新潟県上越市)を認定

厚生労働省 新潟労働局は18日、障害者雇用の優良中小事業主認定制度「もにす認定制度」において、株式会社 Wastec ENERGY(新潟県上越市、 渡邉雅之代表取締役)を「もにす認定企業」として認定したと発表した。認定事業主は新潟県内で初めて。

同社はリサイクル製品製造・販売・再資源化 業務、廃棄物収集処理業務などを手がける。従業員数は89人で障害者数は15 人(2021年6月1日現在)。 障害者雇用率は17.90%となっている。

同社では2012年にハローワーク上越が主催した障害者就職面接会に参加し、初めて障害を持つ人を雇用。当初はノウハウがなかったため、不安があったが、国や県が行う支援制度の活用や外部機関からのサポートを受けることで不安などを解消しながら雇用を進めることができたという。

また平成30年には専務に障害者職業生活相談員資格認定講習を受講させ、日常的に相談に乗るなど支援を行っているほか、各班のリーダーを通じて社員で情報を共有し、障害に対する理解の促進を図り、従業員全員がフォローできる体制を整えている。

さらに社会福祉法人上越福祉会かなやの里ワークスにペットボトルの分別作業や市指定ごみ袋の包装作業を委託しているほか、吉川高等特別支援学校の生徒の職場実習の受け入れを積極的に行っている。

もにす認定制度とは、障害者雇用の促進および雇用の安定に関する取り組みの実施状況などが優良な中小事業主を厚生労働大臣が認定する制度。この認定制度により、認定企業が障害者雇用における身近なロールモデルとして認知されることで、地域における障害者雇用の取り組みの一層の推進が期待されるという。

また、認定されると、自社の商品・サービス・広告などに「認定マーク」を表示することができ、日本政策金融公庫の低利融資対象となるほか、新潟労働局ホームページへの掲載など、周知広報の対象となるなどのメリットがある。

記事参照元:JOBFUL niigata

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