BMX・W杯23歳以下男子 初代シリーズ王者 中井飛馬(上越市出身)輝く 最終戦も圧倒的強さ
UCI・BMXスーパークロスワールドカップ(W杯)第8戦がこのほどトルコ・サカリアで行われ、23歳以下男子で上越市出身の中井飛馬(21、日本体育大)が優勝、初代シリーズタイトルを獲得した。
日本自転車競技連盟によると、23歳以下男子カテゴリーで、中井は第5~7戦で2位2回、4位1回を獲得。最終戦でも予選から安定した走りで決勝へ進出した。
決勝はスタートから先頭に立ち、第1コーナーをトップで立ち上がった。第2コーナーで後続の選手の転倒もあり、終始独走状態でレースを進め、1位でフィニッシュラインを通過した。
第3、4戦に続く3勝目を挙げ、第7戦終了時に確定していたシリーズランキングでも1位を守り抜き、今季から新設された23歳以下男子初代チャンピオンを日本へ持ち帰ることになった。
中井は「最終戦を優勝で締めくくれたことはとてもうれしい。勝ち上がるためのプロセスや、シリーズポイントのプレッシャーなど、新たな収穫を得られた。今後はトレーニングの拠点としているアメリカに移動し、来季に向けてレベルアップに励む」とコメントした。
記事参照元:タイムスLite