上越市 コロナワクチン3回目接種を来月から開始
上越市は新型コロナワクチンの3回目の接種を病院関係者を皮切りに、来月から始めると発表しました。対象は2回目の接種から8か月以上経った18歳以上の14万6000人です。
接種が始まるのは病院関係者1200人からで、時期は来月12月です。続いて診療所、消防署の800人が来年1月です。いずれも個別接種です。福祉施設の入所者や職員9000人は来年1月から各施設で行います。
65歳以上では個別接種が2万800人で2月から。集団接種が3万4200人で3月からです。 18歳から64歳までの個別接種1万9000人は3月からです。また18歳から64歳までの集団接種6万1000人は4月から6月の間に始まり、7月までに終えたい考えです。
集団接種の会場は総合体育館やリージョンプラザ上越などです。
使用するワクチンはファイザーです。モデルナは現在、国が承認審査中で、今後使える見通しです。3回目に打つワクチンの量はファイザーはこれまでと変わらず、モデルナは半分になるということです。接種するワクチンは2回目までと異なる場合もあります。
ワクチンが選べるかどうかについて、市の担当者は現段階では「わからない」とし、「それぞれのワクチンの供給次第で、制度設計を考えたい」と話しています。
市では2回目の接種から7か月経った月に、接種券付きの予診票を個別に郵送します。このうち集団接種の対象者はこれまで同様、会場や日時が割り振られます。また65歳以上にはこれまで同様に集団接種会場までの送迎バスの運行、路線バスの無料券を配る予定です。
個別接種の予約は、これまで同様に市の予約システムや医療機関で受け付けます。集団接種の日程変更は予約システムやコールセンターで受け付けます。
なお、12歳以上で2回目のワクチンを接種したのは今月14日現在、15万2696人で対象の89.8%にのぼります。
記事参照元:上越妙高タウン情報