レトルト食品など無料配布 コロナ禍の学生支援 民青同盟上越地域班

コロナ禍での学生たちの生活を支援する「上越☆食料支援プロジェクト」が4日、上越市新南町の県立看護大敷地内で行われた。

カップ麺や菓子、レトルトのご飯など、保存が利く食品を中心に配布

 同プロジェクトは民青同盟上越地域班が主催。コロナ禍でアルバイトができず、生活費に困っている学生たちに食品などを無料配布して支援する。県内では30回以上開かれており、上越市では昨年12月から実施。今回で4回目となる。

 配布食品はコメや野菜の他、簡単に食べられるレトルト食品やインスタント食品が中心で、50人分を用意。栄養を考え、野菜ジュースなども配布した。プロジェクトに賛同する個人からのカンパを使って購入している。食品以外にも、指定有料ごみ袋や使い捨てカイロといった生活用品を配った。

 開始時刻から複数の学生が集まり、友人に渡す分などを含めて食品を受け取った。以前にも利用したという看護大の女子学生は「外出できないこともあるので、保存が利く食品があることが安心感につながってありがたい」と話していた。

 民青同盟新潟県委員会の小林雄太委員長は「街頭で声を聞くと、若い人が苦しい実態は変わっていない。活動を通じて生活しやすい環境がつくれていったら」と語った。

記事参照元:上越妙高タウン情報

 

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