第101代議長に楡井氏(上越市区) 副議長は横尾氏(妙高市区) 県議会2月定例会開会

県議会2月定例会が20日に開会。冒頭、小島隆議長(新潟市中央区選挙区、無所属、75)の議長辞任表明と承認を受け議長選を行い、第101代議長に上越市選挙区選出で副議長の楡井辰雄氏(自民党、70)を選出した。楡井氏の議長就任に伴い、副議長に妙高市選挙区選出の横尾幸秀氏(同、77)が選ばれた。

楡井辰雄氏

 議長選の投票結果は楡井氏が34票、小山芳元氏(未来にいがた、上越市選挙区)が16票だった。副議長選の投票結果は横尾氏が34票、片野猛氏(リベラル新潟、村上市岩船郡選挙区)が16票だった。任期は今任期満了日の4月29日まで。
当選通知書の交付を受け、楡井新議長、横尾新副議長が議場で就任あいさつを行った。
楡井氏は「年度半ばでの拝命であるため、多少の戸惑いや緊張を感じている」と所感。ロシアのウクライナ侵攻を発端とした物価・エネルギー価格高騰、人口減少や経済、産業、医療、福祉、教育、自然災害等の諸問題を挙げながら「新しい世紀の一歩を踏み出すスタートの年とし、子や孫の代に誇れる持続可能な新潟県をつくるため、活発な議会であるため、開かれた議会運営に努め、誠心誠意尽くす」と決意を示した。

就任あいさつをする楡井新議長

 横尾氏は「あまりにも突然のことで心の整理のつかない状況」と所感。「特に2月定例会は、新年度の大変重要な議会。微力ではあるが、議長を補佐しながら頑張ってまいりたい」と述べ、協力を呼び掛けた。

記事参照元:タイムスLite

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