子会社元従業員が7300万円を私的流用 上越市の有沢製作所

有沢製作所(有沢悠太代表取締役社長、新潟県上越市)は2022年1月31日、同社子会社の元従業員が会計伝票等を操作して銀行預金の過大払い出しを行い、私的流用する不正行為が判明したと発表した。被害総額は7300万円。同社は「刑事告訴を視野に入れつつ、責任の追及を進めている」としている。

同社によると元従業員は昨年7月から11月までの間に不正行為を行い、7300万円の私的流用が発覚。11月に懲戒解雇処分となった。7300万円のうち、1800万円は元従業員が弁済したという。

同社は「このような事態が発生したことは誠に遺憾。株主をはじめ関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げる。今後は、本行為の発生を厳粛に受け止め、全社を挙げて再発防止に努める」としている。

2022年3月期第3四半期決算において全額経理処理しており、連結業績に与える影響は軽微という。

記事参照元:上越タウンジャーナル

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